前田節の「鳥の目・虫の目・魚の目」

今回も経営改善の具体的な事例をご紹介し、改善のポイントをご説明していきます。

アフターコロナの改善戦略として、参考にしていただければと考えます。

 

 ~数値は社内の『共通言語』~

■業種業態 サービス業

■売上高  10億円

■収益状況 営業赤字(▲5000万円)

■従業員数 60名

■借入金総額 12億円(元金全額ストップ)

 

■改善内容 

・メインバンク、サブ2行で折り返し融資を継続してきたが、収益性が改善しないため継続支援が困難な状況になっていた

・メインバンク主導で金融機関借入金についてリスケジューリングに入る

・弊社が改めて事業調査を実施し、調査に基づく抜本的な経営改善計画を策定した

・メインバンク他3行の協力を得て、全面的な組み換えを実施し、キャッシュフロー内での15年間の返済計画の承認を受ける

・不採算部門(グループ会社)の閉鎖を実施した

・社内管理体制(管理帳票、会議体制、アクションプランの見直し)を一新した

 

■本事例のポイント

・全金融機関から長期的な金融支援の承認を受けることができ、経営者は事業運営に集中することができた

・不採算部門から撤退することで不要な管理がなくなり、収益部門へ経営資源を集中することができた

・経営者が詳細な数値管理を実施したので、組織末端までその意識が浸透しつつある

 

■コメント

弊社が実施した事業調査をもとにグループ会社の閉鎖(撤退)を実施した事例です。

赤字部門からの撤退で収支状況がすぐに改善されました。

また副次的効果として、①不要な管理業務の削減、②経営管理の簡素化、③経営資源(特にヒト)の集中等、業務効率化も図られました。また、経営者自らが詳細な数値管理を実践しているため、その意識は末端まで浸透しつつあります。

数値を社内の「共通言語」とすることで、ブレない経営が実現できます。皆様の社内では数値をもとにした議論ができていますか?

 

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