前田節の「鳥の目・虫の目・魚の目」

今回も経営改善の具体的な事例をご紹介し、改善のポイントをご説明していきます。

アフターコロナの改善戦略として、参考にしていただければと考えます。

 

 ~後継者を中心とした経営改善~

■業種業態 小売業

■売上高  3億円

■収益状況 経常黒字(トントン)

■従業員数 25名

■借入金総額 1.3億円(正常返済中)

 

■改善内容 

・メインバンクの折り返し融資を継続してきたが、収益性が改善しないため継続支援が困難な状況になっていた
・弊社が認定支援機関として計画策定し、金融調整に入る
・メインバンクと政府系金融機関の協力を得て、全面的な借換を実施し、手元運転資金を確保しながら毎月返済額の軽減を実現できた
・管理部門担当者が交代(定年)し、店舗別収益管理の仕組みを再構築した
・不採算店舗を明確にして、役員(後継者)が現場に張り込み経営改善施策を実行した

 

■本事例のポイント

・メインバンク、政府系金融機関の協力を得て理想的な金融支援を実施できた

・現場改善において、役員(後継者)に強力なリーダーシップを発揮して頂けた

・管理部門担当者の交代(定年)により管理部門の強化が図られた

 

■コメント

弊社の関与当初から、メインバンクと連携を密にしながら調整を進めました。理想的な金融支援を受けられたため、社長が資金繰りを気にすることなく「現場改善」に集中することができました。

また、後継者を中心に経営改善を推進できたため、後継者育成、後継体制の確立にもつながったと考えます。企業が継続成長するためには、後継者へのスムーズなバトンタッチが重要です。できるだけ早い段階で後継者育成について、具体的な計画策定をご検討ください。

 

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